2004 年
9 月
12 日
ストップ!八ッ場ダム 5000人超の住民監査請求報告大集会
〜全国一の事業費4600億円、八ッ場ダムは必要なのか?〜
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9月12日、新宿住友生命ホールは、1都5県から「ストップ!八ッ場ダム」の思いを抱いた400人を超える人が集まり、満席の熱気に包まれました(江東ネットから薗部と環境部会のメンバーが参加しました)。 「八ッ場」と書いて「やんば」と読みます(読めましたか)。この八ッ場ダムは利根川の支流、吾妻川の中流域に建設が計画されています。1952年(50年以上前)に計画が浮上、それが突如、昨年11月、国が事業費総額を当初予定約2110億円から4600億円(約2.2倍)に増額修正する事業計画を出してきました。この計画の総額は約5846億円にものぼり、これを国が約3090億円、関係自治体(東京都、群馬・茨城・栃木・埼玉・千葉県)が約2660億円負担するというものです。東京都の予定負担額は約848億円。都民税と水道料金として私たち都民に重くのしかかります。もちろん国の支出も私たちの税金です。 そもそも八ッ場ダムは必要なのでしょうか? 東京都の水道供給量は、節水型機器の普及と漏水の減少などでこの10年で約100万立法メートル/日も減っています。また人口予測では2015年をピークに減少に向かう事から、さらに水道用水は減少、八ッ場ダムはすでに必要のないものになっています。 八ッ場ダム建設計画が浮上したのは1947年のカスリーン台風による大洪水を教訓としたものでしたが、この被害は戦時中の森林伐採と開墾が原因です。豊かな森林を育てることこそが洪水対策であり、八ッ場ダムが利根川の洪水対策に役に立たないことは明らかです。 また、建設予定地は地質が脆弱で水を貯めると地滑りを誘発することや、水質の悪化が指摘されています。さらに、関東の耶馬溪と言われる吾妻渓谷や800年の歴史のある川原湯温泉は水底に沈んでしまいます。 このように経済的負担、利水、治水から必要のない八ッ場ダムの建設をストップさせる為、9月10日「八ッ場ダム建設事業に対する負担金の支出差止等と求める住民監査請求」を1都5県に提出しました。今後意見陳述を行い、住民訴訟を起こしていきます。 江東・生活者ネットワークは都への住民監査請求に賛同し請求人として参加しています。また12月5日には反ダム国内・国際連帯の集会が予定されています(詳細は決定次第HPでお知らせします)。
≪典子のつぶやき≫「西の川辺川、東の八ッ場」と言われています。 川辺川利水裁判は昨年5月歴史的な勝訴、国は控訴断念・・・私はひそかにガッツポーズしました。八ッ場ダムができると、多摩地域の豊かな地下水(本当においしい水だそうです・・・)が水道水源からはずされてしまいます。この集会には「廃ダム」を訴える信州知事(長野県知事)のヤッシーこと田中康夫知事も参加、ダム事業をはじめとした公共事業のからくりなどを熱く語ってくれました。
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