2004 年
6 月
25 日
カテゴリ:平和・憲法・多文化共生
映画「HIBAKUSYA」〜世界の終わりに〜上映会
〜イラク・アメリカ・・・そして私たちがさらされる「低線量被爆」〜
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「HIBAKUSYA」の上映会に実行委員として参加しました。 この映画は、1991年の湾岸戦争で世界で初めて劣化ウラン弾が使われたことが、広島や長崎への原爆投下に匹敵する核時代のターニングポイントであると訴えています。
…低線量被爆の怖さ 今、直爆ではない低線量被爆による被害が世界中で増えています。 イラク;劣化ウラン弾による子どもたちの白血病や大人の重複癌など アメリカ ハンフォード;核施設の風下地域、ほとんどの家に癌による死者や患者がでています。 日本;チェルノブイリ原発事故から10年以降、北海道・東北・関東を中心に、急激に乳がんなどの死者が増え、乳幼児の死亡率は中国の核実験と同期しています。
・・・劣化ウラン弾とは 劣化ウランは、核産業から出るたくさんの核廃棄物のいわばリサイクル。重く(純金と並ぶ)硬い重金属で、厚い装甲車の壁を貫通し、燃焼し中の人を焼き尽くし、数ミクロンの放射性微粒子(半減期は45億年・・・)が周囲に拡散、体内に取り込んだ人々を際限なく傷つけていき、土中から作物に濃縮されそれを食べた生き物に被害を与え続けます。
・・・原子力発電の怖さ 原子力発電所には煙を出さないのに煙突が付いています。この煙突から微量の放射性物質を出しています。法律では『放射性気体は環境中に廃棄する』と明記されています。
・・・鎌仲ひとみさんについて 1時半、上映開始30分前に鎌仲さんは現れました。「見えにくいから椅子は交互に・・・」監督自ら席の配置換え。映画の初めと終わりに鎌仲さんは映画のこと、自分が見てきたこと、感じたことを静かに話してくださいました。彼女はふっと空いた時間に会場の隅で刺繍をしていました。「それは何?」と聞いてみました。玉止め(弾を止める「千人針」と同じ刺し方)で刺している旗のようなもので、NO WAR、平和を訴えるアラビア語や英語や日本語、そして動物などの図柄を、ありあわせの刺繍糸でいろいろな人が刺しているものだそうです。・・・2回目の上映会が終わったのは9時40分、実行委員と一緒に会場を後にしたのは10時を回っていました。「お疲れ様、ありがとう」こんなふうに、これからも彼女は日本中を飛び回っていくのだろう・・・。次の作品を準備中だそうです。
今各地で「HIBAKUSYA」の上映会が行われています。また、実行委員会形式で上映会を開くことができます。・・・まだ見ていない方、是非見てください!
★典子のつぶやき★ この映画を3回見ました。「低線量被爆」これは、イラクやハンフォードの問題ではなく、今現在私たちが生きている日本の誰もがその被害を受ける、避けようのない問題だということがズーンと迫ってきます。1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故。私は、居ても立っても居られず、日比谷公園の集会に参加しました。その当時、日本には確か39基の原子力発電所がありました。あれから18年、減るどころか、現在原子力発電所は53基になっています。つまり、日本は核汚染をしていると同時に核廃棄物を日々生産し、それが劣化ウラン弾に・・・。私たちは被害者であるだけでなく、加害者でもあるわけです。
「HIBAKUSYA」のホームページ |
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