800万人の住む東京23区、廃プラスチックを燃やしていいのか 江東区議会議員 そのべ典子
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2007 年 12 月 9 日     カテゴリ:議会報告
800万人の住む東京23区、廃プラスチックを燃やしていいのか
〜第4回定例会 薗部典子の一般質問−3の1〜
たくさんの廃棄物処理施設を抱える江東区の廃棄物行政−1


 東京23区清掃一部事務組合の清掃工場で稼働した炉を調べると、2003年度から2005年度の2年間で37炉減っていますが、炉自体は同じ2年間で逆に31炉も増えています。休止した炉は、2003年度は190炉=17.5%、2005年度は258炉=約23%です。
 年間293日稼働、7%の余裕を持たせた、23区全清掃工場の年間焼却能力に対する昨年度の度搬入実績(ごみ量)は77.8%、当然ですが約23%の炉を休止させていたのと一致してくるわけです。
 23区のごみは減り続けています。さらに、どの区も今後のごみ削減をうたっています。にもかかわらず、今後順次多額の経費をかけ建替え・補修を行ない施設を維持し、新たにプラスチックを燃やし、売電事業でサーマルリサイクルだから「ゴミを有効にリサイクルしている」という説明では区民の納得は得られません。

 そもそも一部事務組合の設立の趣旨は23区の清掃事業を連携して円滑に行うことにあったはずです。この一部事務組合に対して、江東区の負担金は2006年度決算で約19億円、清掃事業費の約4分の1以上を占めています。
しかし、一部事務組合の管理優先の運営は不透明で、多くを税金から負担している区民に説明責任は果たされておらず、全く遠い存在となっています。

 今回のごみ政策の大きな転換に際して、どうするのが23区区民、そして江東区民にとって良い選択となるのか、それを決めるのは23区区民の意思を背負った区長を始めとするトップの仕事です。
 山崎区長は、プラスチックを安易に燃やすことには賛成できないと発言してらっしゃいます。ごみ先進区として、23区をリードし、多大な経費と環境負荷をもたらす清掃工場の削減と、リサイクル拡充を方針とするよう、リーダーシップを発揮していただきたい。これが区民の願いです。これを言えるのは、これまでもゴミで多大な迷惑をこうむってきた江東区しかないのではないでしょうか。

質問1 東京二十三区清掃一部事務組合のあり方についての区の認識、この間の決定に際して江東区の姿勢は?
答弁⇒
 ~15年、区長会は、~18年度以降も当分の間、一部事務組合方式によるごみの共同処理を継続していくことを決定するとともに、清掃一組の抜本的改革による効率的・効果的運営を図るべきとの決定をしている。清掃一組では、この方針に沿って経営委員会を設置し、アウトソーシングや情報公開などを推進しており、基本的には、区長会決定に沿った運営がなされていると受け止めているが、最近の事故対応など、情報連絡に迅速さを欠くなど、区民本位の姿勢に不十分な面もあり、区民にとって一層身近な清掃一組になるよう、今後とも改革を推進させていく。

(答弁 山崎孝明区長/長島英明清掃リサイクル課長)…3の2につづく



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