松葉の調査からわかる江東区のハイリスク!廃プラ焼却ストップを http://sonobe.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2007 年 12 月 1 日
松葉の調査からわかる江東区のハイリスク!廃プラ焼却ストップを
〜松葉のダイオキシン調査報告会 2007 in KOTOより〜
(松葉の分析をお願いした環境総合研究所の池田こみちさんのお話より)

焼却大国日本はダイオキシン汚染大国
 日本はごみ焼却施設が1300を超え、ドイツの60、アメリカの148と比べてもわかるように世界一の焼却大国といえます。ダイオキシンはその8割がごみ焼却から発生しますから、結果的に日本は世界のダイオキシン排出量の約半分を排出する(1999年、国連発表)、世界一のダイオキシン汚染大国でもあるわけです。

 99年にダイオキシン類対策特別措置法が制定され、排ガス中のダイオキシン類の規制は強化され、古い焼却炉や小型焼却炉などは閉鎖あるいは更新され、日本全体で500以上も焼却炉が減り、大気中のダイオキシン類濃度も全国平均で0.55pg-TEQ/m3から0.051pg-TEQ/m3へと大幅に改善されました。
 しかし、この2005年度の全国平均0.051pg-TEQ/m3でも、国際的に見ると、まだ欧米の諸都市に比べて5〜6倍も高い状態が続いています。

廃棄物処理施設に囲まれた江東これ以上の汚染はNO!
 市民の環境監視活動として、カンパを集め取り組んだ、3月実施の「松葉によるダイオキシン調査」では、江東区湾岸部が全国平均の8倍の0.41pg-TEQ/m3、江東区全域で採取されたものは、同7倍0.36pg-TEQ/m3と高い値を示し、2006年度実施のの同様の調査のなかで、江東湾岸部は最も高い値を示しています。

 0.55pg-TEQ/m3という大気中ダイオキシン濃度基準は、野放しの焼却が行われていたころに設定された基準で今や意味がないといわれています。0.3〜0.15pg-TEQ/m3に下げるべきとの議論があり、国の基準をクリアしているから問題はないとは決して言えないのです。

 江東区特に湾岸部には、複数の焼却関連施設が林立しています。池田さんは、1年を通じてふく北北東の風により23区内の清掃工場の影響が累積的に及んでいる可能性を指摘していますが、それだけではないごみ銀座ともいえる湾岸部の状況はプラスチックごみの焼却による江東区が背負っているリスクの高さを示しています。

 松葉による調査第2弾、重金属の調査を行います
 08年度から全面実施となるプラスチック焼却。問題はダイオキシンだけではありません。有害重金属の問題も見逃すことはできません。
 
 そこで、EUで規制している焼却施設の排ガス中の12種類の重金属(カドミウム、鉛、ヒ素、水銀、クロム、タリウム、アンチモン、コバルト、銅、マンガン、ニッケル、ヴァナジウム、およびその化合物)の松葉による調査を早急に実施することしました。11月21・22日に松葉の採取は終わり、来年度初めまでには結果が出る予定です。
 
 また、全面焼却開始1年後の2009年度には、再度松葉による大気中のダイオキシンと重金属の調査を行い、どのような影響があったのか市民の監視を続けると聞いております。調査の詳細は江東ネットにお問い合わせください。




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