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2004 年
12 月
17 日 学校給食の牛乳が、びんから紙パックに?! 〜循環型社会の形成を目指す江東区が、紙パック導入へ〜 |
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■どうして紙パックに変更されるのか? 学校給食の牛乳は東京都内をいくつかの区域に分け、複数の牛乳会社から納入されています。江東区を含む第6区域(中央・港・江戸川・荒川区など6区、13万7000本)と第12区域(国立・小平・東村山市など6市、5万3000本)は森永乳業多摩工場の牛乳です。ところが、この工場の改修工事に伴い、給食基準のびん牛乳の製造ができなくなるので、来年度から、紙パックで供給する業者に変更されるということです。 これに対し、東京都では自治体への意向調査を行い、江東区はびんの存続を望むと回答しています(ほとんどの自治体が存続希望)。 江東ネットでは、変更になるらしいとの情報を得てから、何度も、教育委員会学務課に出向き、区の意向、都の動き等を確認しながら、びん牛乳の供給を要望してきています。また、9月の決算審査特別委員会でも、びん牛乳の存続を要望し区の姿勢など質問しました。 教育委員会では環境教育、食育の点からもびん牛乳が望ましいという見解で終始しています。しかし、学校給食会(農水省から1本あたり10銭の補助)の共同購入をはずれ独自ルートを探す(調らべる)などという発想自体が全くなく、都の決定待ち・・・それに従わざるを得ないというのがこの間の区のスタンスでした。結果、小中学校の学校給食牛乳は、来年4月から、紙パックに変更になり、飲み残しを含めパックごと業者回収しリサイクル資源とすることになりました。残乳処理による環境負荷の問題もあり、更に、回収経費を供給価格に入れるとしているため値上げも予想されています。 学校給食の民間委託のときに、「びん牛乳は守る」と言っていた教育委員会が、今だに、びん牛乳の変更について、保護者に説明すらしていないことは問題です。これ以降、給食だよりに書いておしまいということになるのでしょうか・・・。 ■国立市は独自契約に移行し、びん牛乳継続!小平市も継続! 国立市では、10月9日に保護者に向けた説明会を開き、10月21日保護者へのアンケートを実施(びん牛乳存続希望85.6%)。この結果を受け、11月2日、学校給食センター運営審議会(小中学校保護者・教職員・議員・保険関係者)で、05年度から都のシステムをはずれ、独自契約のびん牛乳を継続、給食費は多少の値上げはやむをえない(値上げ幅は極力抑える)との方針を確認し、今後保護者への説明会や実務的なつめの作業を行い、3月議会への最終報告に向け努力しているところです。 小平市も、保護者へのアンケートで、びん牛乳希望71.0%(回収率85.9%)、学校への意向調査では全校でびん牛乳を希望という結果を受け、独自契約のびん牛乳を継続することを決めています。 両市ともに、ここに至るまでには、生活者ネットワークをはじめ、地域の「学校給食のびん牛乳を守ろう」の動きと存続を望むアンケート結果が自治体を動かし、市民の意志を受けた行政側が業者探しに努力した結果です。 東京都は、びんを使っている割合が全国的に見ても高く、給食に関る栄養士をはじめ、教育委員会など多くの人の努力により現在の実績があるのだと思います。しかし、江東区では、紙パックに容器を変更することがほぼ決まっています。給食という毎日の環境教育からも、循環型社会のしくみとして、事業者が容器の処理まで責任を持つリデュースを優先する社会づくりを目指す江東区の方針からも、今回の動きは、逆行しているのではないでしょうか。また、遅きに失した感はありますが、情報公開と説明責任が求められます。 | ||
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